明日の空気をつくる。
大気社は社会全般を顧客ととらえて、快適な環境を提供しています。
今や世界のいたるところで良好なパートナーシップを結び、活躍の場を広げています。
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目次・編集方針
編集方針
■ 報告対象組織
当社および国内外のグループ会社を対象としています。
■ 報告対象期間
2016年度(2016年4月1日~2017年3月31日)の活動を中心に、 一部前後の活動を含めて記載しています。
■ 発行日
2017年9月
■ 次回発行予定
2018年9月
■ 参考にしたガイドライン
環境省「環境報告ガイドライン(2012年版)」 「環境会計ガイドライン2005年版」 「生物多様性民間参画ガイドライン(2009年)」
GRI「サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン」第4版(G4) ISO26000
■ 制作
株式会社大気社 CSR報告書編集委員会
■ 連絡先
株式会社大気社 企画・広報課 TEL.03-3365-5320(代)
目次
会社概要 事業内容紹介
ガバナンス 環境 社会性
「顧客第一」の精神で
社会から信頼される企業へ
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15
Top Message
大気社のマテリアリティ
主な施策と活動状況
50
第三者意見
明日の空気をつくる。
大気社は社会全般を顧客ととらえて、快適な環境を提供しています。
今や世界のいたるところで良好なパートナーシップを結び、活躍の場を広げています。
「顧客第一」の精神で
社会から信頼される企業へ
Top Message
株式会社大気社 代表取締役社長
当社が長年にわたって蓄積したノウハウと、高度な技術開 発力により、低炭素化・脱炭素化社会の実現に向けて貢献 していきます。
塗装システム事業では、高品質で効率的な塗装工程を実 現し、環境負荷をも低減する「総合エンジニアリング型」 の事業を展開しています。世界的に自動車の生産台数が増 加を続けるなか、塗装工程でのCO₂や揮発性有機化合物 (VOC)の削減は極めて重要な課題です。当社の環境技術 を広めていくことで、地球規模の環境負荷低減に貢献して いきます。
また、当社が永続的に成長し、さらに社会にも貢献し続 けていくためには、中核事業の基盤を固めながら、常に 10年先を見据えて周辺事業領域を拡大していくことが不 可欠です。長年にわたって培ってきた環境制御技術を活か した植物工場事業や、自動車分野での技術を応用した航空 機の塗装事業ではすでに成果が出つつあり、今後は鉄道車 両や船舶分野への進出も視野に入れています。さらに、こ れまで世界20カ国で50年以上にわたって活動してきた 強みを活かし、海外事業をよりいっそう強化することで、 当社の環境技術をグローバルに展開していきます。
人材の力が成長の源泉
当社にとって、人材こそが成長の源泉です。従来、対応 が困難とされてきた建設業界においても長時間労働是正の 機運が高まっており、今まさに、現場業務のあり方から働 き方まで抜本的に見直すべき時期にきていると考えていま す。全社横断的な組織を立ち上げて知恵と意見を集め、社 員の健康確保とワークライフバランス向上を推進します。 付加価値の高い業務に集中できる環境を構築することで、 生産性を高めるとともに、長時間労働の削減につなげたい と考えています。こうした働き方改革の実現なくして、社 員の活躍や企業の永続的な成長はなしえないという強い意 思をもって取り組んでいきます。
持続可能な社会の実現のために
当社はこれからも「顧客第一」の精神で、「持続可能な 社会の実現」のために力を尽くしてまいります。「エネル ギー・空気・水」に関わるエンジニアリング企業として、 ステークホルダーに信頼され、永続的に成長し、社会から 必要とされる存在であり続けるために、最大限の努力を重 ねる所存です。引き続き、変わらぬご理解とご支援を賜り ますよう、よろしくお願い申し上げます。
顧客第一の実践
大気社は、1913年の創業以来、長きにわたって人の暮 らしやモノづくりに最適な環境空間をご提供することを事 業の中核としてまいりました。その根底を支えているの が、創業理念「顧客第一」です。当社では「顧客」を直接 のお客さまだけでなく、お取引先さま、社員とその家族、 株主さま、官公庁、地球環境、地域社会まで含めた「社会 全般」と広くとらえています。社員一人一人あるいは企業 自身の行動が先方に利益と幸福をもたらすという信念のも と、ステークホルダーから永続性のある信頼を得ること が、その理念の真髄です。この思いを胸に刻み、日々の業 務で実践していくことが、当社のCSRの本質であると考 えています。
ステークホルダーの期待に応えるために
社会情勢の変化に伴い、社会的課題の多様化・複雑化 が進んでいます。2015年には、国連に加入する全ての国 が「持続可能な開発目標(SDGs)」を掲げ、自然環境の保 護や人権の尊重といった地球規模の課題を解決するための 取り組みを始めました。また、2016年には、2020年以 降の地球温暖化対策の新しい国際ルール「パリ協定」が発 効し、地球の平均気温の上昇を産業革命前から2度未満に 抑えるという大きな目標のもと、国際社会が動き出しまし た。その実現のために、企業に求められる役割がますます 大きくなってきています。
こうした社会動向を踏まえ、当社のCSR課題をあらた めて見つめ直し、ステークホルダーと当社の事業活動に とっての重要度が非常に高い項目を重要課題(マテリアリ ティ)として特定しました。このマテリアリティに基づい てCSR活動を推進し、社会的課題の解決に貢献しながら、 ステークホルダーの期待に応えてまいります。
環境を軸とした技術で社会課題の解決に貢献
当社は、工場やオフィス、病院などの空調設備の設計・ 施工を行う「環境システム事業」と、自動車などの塗装 プラントの設計・施工を行う「塗装システム事業」を2つ の柱として、グローバルに事業を展開しています。社名 創立 本社
URL 代表者 資本金 社員数
株式会社大気社
1913(大正2)年4月10日 〒160-6129
東京都新宿区西新宿8丁目17番1号 住友不動産新宿グランドタワー http://www.taikisha.co.jp 代表取締役社長 芝 利昭 64億5,517万円 連結4,702名 単体1,446名
(2017年3月31日現在)
︎ 営業利益・売上高営業利益率
■営業利益
4.5
4.4 4.7
2012 2013 2014
6.0 150 120 90 60 30 0 10.0 8.0 6.0 4.0 2.0 0
(億円) (%)
●売上高営業利益率
98
127
2015
4.2
2016(年度)
84 80 86
︎ 経常利益・売上高経常利益率
■経常利益
5.0 5.0
5.2
2012 2013 2014
5.8 150 120 90 60 30 0 10.0 8.0 6.0 4.0 2.0 0
(億円) (%)
●売上高経常利益率
107
123
2015
4.9
2016(年度)
98 92 95
1,959
711 629 613
●海外受注高比率
■環境システム事業部 ■塗装システム事業部
100 80 60 40 20 0 (%) 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0
(億円)
2012 2013 2014
2,217 890
2015
1,247 1,260 1,259 1,327
61.9 52.6 49.8 54.3
2,183 878
2016(年度)
50.4
1,304 1,890 1,873
︎ 受注高・海外受注高比率
2,160
2012 2013 2014
2,124 ■環境システム事業部 ■塗装システム事業部
(%) 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0
(億円)
788
699 675 776
1,372 1,154 1,161 1,348
2015
57.4 61.6
●海外売上高比率
55.2 55.5
2,006 760
1,245
2016(年度)
49.3 100 80 60 40 20 0 1,854 1,836 ︎ 売上高・海外売上高比率
■
会社概要
■
財務状況
(億円未満の端数は切り捨て)■
グローバル・ネットワーク
(数字は現地法人の設立年)◆1.イタリアはGeico S.p.A.社との アライアンス締結年
1989 イギリス
2009 ロシア
2011 イタリア◆1
Europe
Asia
1971 タイ1985 シンガポール◆2 1989 台湾 1981 マレーシア
◆2.シンガポールは支店設立年(会社設立は2004年)
1990 インドネシア 1992 韓国 1994 中国 1995 インド
1995 フィリピン 1998 ベトナム 2011 カンボジア 2013 ミャンマー
︎ 親会社株主に帰属する当期純利益・自己資本当期純利益率(ROE) ︎ 総資産・純資産・自己資本比率
■親会社株主に帰属する当期純利益
2012 2013
●ROE
8.7
6.9
100
80
60
40
20
0
10.0
8.0
6.0
4.0
2.0
0
(億円) (%)
7.6
62
41
60
6.8 63
2015 2016(年度) 2014
70
5.3
1,630 1,666
46.2 48.3 50.4
2012 2013 2014
48.0
(%)
■総資産 ■純資産
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
(億円)
2015
●自己資本比率
785
996
48.1 1,990
2016(年度)
1,001
100
80
60
40
20
0
1,882 1,895
847 959
︎ 市場種別受注状況(個別)
South America
1996 ブラジル1981 アメリカ
1985 カナダ
1990 メキシコ
North America
■2016年3月期 ■2017年3月期
400
300
200
100
0
(億円)
2741 6
40
18 35 26 31
164 252
230
事務所・
庁舎施設 電気電子機械工場 薬品工場化学・ 福祉施設医療・ 商業施設 宗教等施設文化・娯楽・ 食品・水産・畜産工場 教育施設学校・
235 193
自動車 その他
285
221
56 140
4563
123 ︎ 地域別 連結売上高(億円) (2016年度)
日本
1,017
東南アジア
381
売上高
2,006
北米
289
その他
84
東アジア
166
インド
65
環
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大
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主
な
施
策
と
活
動
状
況
社
会
2016年10月、東京都目黒区の旧ダイエー碑文谷店の 耐震補強・リノベーション工事が完了しました。当社は空 調・衛生設備を請け負いました。1975年の竣工以来、地 域のランドマークとして親しまれた建物は、「イオンスタ イル碑文谷」として生まれ変わりました。新しい施設は、 多彩なライフスタイルを提案する商業施設として注目を集 めています。
環境システム事業では、ビルなどの空調設備を設計・施 工するビル空調システム事業と、工場向けの空調設備を設 計・施工する産業空調システム事業を、国内から海外にわ たり幅広く展開しています。
ビル空調システム事業では、オフィスビルをはじめ、学 校、病院、ホテル、美術館、空港ターミナルなど、多くの 人々が集まる施設の新築からリニューアルまで、人々や環 境に配慮した快適な空間をご提供する空調システムの設 計・施工を行っています。
一方、産業空調システム事業では、電子部品、医薬品、 バイオテクノロジーの分野など、製造過程で高清浄環境が 要求される生産工場や研究施設を対象に、クリーンルーム をはじめ“モノづくり”にとって最適な空調システムの設
計・施工を行っています。
特に、世界的に急速に普及が進むスマートフォンやカー エレクトロニクスでは、積層セラミックコンデンサ、高周 波部品、イメージセンサ、精密小型モーターなど高度に進 化した部品が大量に使用されます。これら電子部品の製造 環境を制御しているのが、当社の産業空調技術です。ま た、排気処理装置、公害防止装置などの環境保全装置の提 供にも注力しています。
当社は世界のさまざまな国と地域に関係会社を展開し、 業界トップレベルの海外売上高を上げています。空調事業 を基礎として蓄積した省エネルギー技術や環境保全技術 は、国内のみならず世界各地で地球環境対策に貢献してい ます。
ビル空調と産業空調を中心に、お客さまの環境価値向上に貢献します。
PICK UP 旧ダイエー碑文谷店
耐震・リノベーション工事が完了
環境システム事業
完全人工光型植物工場「ベジファクトリー」
安心・安全・美味しい農作物の安定栽培を実現!
事業展開を支える研究開発施設 ~国内外に新たに実証開発センターを建設~
当社は国内外に4つの研究開発拠点を有し、顧客が新し い価値を創造するための研究開発にチャレンジしていま す。また、千葉大学キャンパス内に同大学と共同で植物工 場研究拠点を運営、社外にも広く公開しています。
さらに、現在、右の2つの試験栽培施設の建設を進めて います。顧客に大気社ブランドの野菜の量産栽培状況を見 学していただくとともに、顧客からのニーズの多い、栽培 環境を変えて行う品質改善、量産技術、新商品開発など実 証にフレキシブルに対応していくことを目指しています。 当社は、今後とも国内外の植物工場事業に積極的に取り 組み、社会の要請である安心・安全・美味しい農作物の安 定供給に貢献していきます。
タイ大気社
アユタヤ試験栽培施設 (仮称)
〔オープン〕 2017年11月(予定) 〔生産エリア〕
150m2
タイ・アユタヤ
植物工場
実証開発センター (仮称)
〔オープン〕 2017年11月(予定) 〔施設規模〕
400m2
東京都板橋区 事例
野菜の安全性や品質に対するニーズはますます高まる傾 向にあり、工場野菜の市場規模は今後大きく成長すること が見込まれています。当社が取り組む完全人工光型植物工 場産レタス類の国内市場規模(生産額合計)は、5年間で2 倍強に拡大すると予想され、それ以降も、業務用・加工用 野菜のニーズの増加から、同等のペースでの増加が見込ま れています。
当社は、環境エンジニアリング会社として100年以上 にわたり培ってきた空調技術をベースに、新しいアイデ アを組み合わせ、完全人工光型の水耕栽培植物工場「ベ ジファクトリー」を国内外で展開しています。世界で初 めて結球レタスの安定量産化にも成功しており、既に販 売も行われています。植物工場の設計・施工、メンテナ
ンスはもとより、事業計画のコンサルティング、量産化 や販売支援まで、事業者の植物工場事業を一貫して支援 します。グローバルネットワークを生かした海外展開へ のサポート力も当社ならではの大きな強みで、独自の空 調システムにより、大空間
の多段多列栽培棚の温湿度 むらを防止し、均一な栽培 環境を実現します。
これまで国内外で4つの 量産工場の建設に成功し、 現在福井県高浜町に日本最 大の大型工場(日産2万株 超クラス)を建設中です。
ベトナムの植物工場
工場で子どもたちが試食
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主
な
施
策
と
活
動
状
況
社
会
塗装システム事業
塗装システム事業では、排気処理や気流制御など、空調 設備事業で培ったコア技術をベースに発展し、高い塗装品 質の実現と省エネルギー技術や先進的な環境技術を調和さ せた自動車塗装プラントの設計・施工を行っています。
日本国内をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、韓国、中国、 インドなど、世界各国の自動車メーカーの大型塗装プラン トの設計・施工を手がけており、現在、世界トップクラス のシェアを誇っています。
当社は、塗装プラントの空調システムのみならず、塗装 に使用するロボット、自動車工場で必要とされる自動車ボ ディの搬送システムや塗料供給システム、さらには塗装工 場全体へとその対象範囲を広げ、工場全体の設計から建設
まで、トータルのプラントエンジニアリングをご提供して います。
塗装効率100%に向けた研究開発に注力し、使用塗料 のミニマム化およびVOC排出量のゼロ化を目指すととも に、ロボットレイアウトなどを考慮した塗装ブースのダ ウンサイジングによるCO₂排出量の削減や、近年厳しく なっている各国の法規制、国際標準規格への迅速な対応に よって、世界中の顧客のエネルギーマネジメントにも貢献 しています。
今後とも、技術開発による事業領域の拡大、原価低減の 推進、エンジニアリング力の向上により、さらなる競争力 の強化を図っていきます。
省エネルギーと環境に配慮した世界最先端の塗装技術を追求します。
2016年4月、いすゞ自動車株式会社で初となるインド 工場が竣工しました。当社はコンベヤシステムなどを含む 塗装工場の設備を一括で受注しています。新工場では、イ ンド国内の小型商用車市場におけるピックアップトラック の需要拡大に合わせて、排気量2,500CCクラスのピック アップトラック「D-MAX」が生産されています。
PICK UP いすゞ自動車株式会社
初のインド工場が竣工
世界の旅客機数は、年率約5%で増加する旅客需要を背 景に、今後20年間で倍増すると予測されています。航空 機の新造機の需要が高まると同時に、機体の整備、修理、 オーバーホールといった一連のMRO(機体)ビジネスの拡 大も見込まれています。
当社はこれまで60年以上にわたり、自動車メーカーの 大型塗装プラントの設計・施工を数多く手がけてきまし た。これらの経験を通じて蓄積した技術・ノウハウが、新 造航空機の生産およびMROの分野において、活用できる と考えています。
自動車塗装で培ったノウハウを航空機塗装に活用
翼とともに飛躍! 航空機塗装事業への進出
事例
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な
施
策
と
活
動
状
況
社
会
性
航空機塗装の自動化ニーズに応える
これまで手作業による塗装が主流であった航空機塗装の 分野で、近年、自動塗装のニーズが高まっています。
航空機の機体の大部分はアルミニウム合金でできていま す。アルミニウム合金は強度が高く軽い反面、腐食しやす い難点を持っています。航空機の塗装は、航空会社の顔と しての役割以外にも、機体の素地を保護するという非常に 重要な役割を果たしています。
航空機の塗装作業において、下塗り処理では、アルミの 表面によく定着する(剥がれない)塗装が、上塗り処理で は、マイナス数十度から灼熱の温度にさらされても機体を 保護できる塗装が求められます。一方、塗料使用量・コス トの削減や燃費の向上、環境負荷低減の観点では、塗膜の 厚さを極力抑えて軽量化を図る必要性があります。航空機 塗装の自動化ニーズの高まりの背景には、こうした相反す る要求事項があります。
塗装プラントの一部であるオートメーション装置は、お 客さまにとって、製品の塗装品質や生産効率を左右する重 要な構成要素です。お客さまや社会のニーズを踏まえ、当
社では、航空機塗装を今後成長が期待できる重要な分野と 位置付けており、自動車塗装により培ってきたノウハウを もとに、まずは航空機塗装の自動化設備の納入に取り組み、 さらには、やはり手作業で行っている塗装をはがし再塗装 を行う作業(5年に1度程度発生)においても、自動化でき る設備の納入にチャレンジしていきたいと考えています。
創業理念
「顧客第一」
企業理念
経営ビジョン
1. 永続的に成長し、 社会に貢献する会社づくり 2. 魅力ある会社づくり
お取引先 さま
社員と その家族
株主さま
官公庁
地球環境
お客さま 地域社会
大気社のマテリアリティ
● 企業統治
● 人材育成
● コンプライアンスの推進
● 従業員の雇用と定着
● 労働安全衛生
● 客先要求に対する技術力・商品力
● 働きやすい職場環境の整備
● 品質管理
● 情報セキュリティ
● 資源・エネルギーの効率的利用
顧客とは広義において社会全般を 意味する。
顧客第一の精神とは、永続性のある 信頼を顧客から得ることである。 そのためには、個人あるいは 企業自身の行動が、先方に利益と 幸福をもたらすという
信念に立脚して、自己の良心に従い、 何事にもベストを尽くさなければ ならない。
法令とその精神を順守し、 公正で自由な競争のもとに適正な 取引を行い、透明性と高い倫理観で、 顧客・取引先、株主、社員、 地域・社会、地球環境に貢献する。
企業理念
1. 永続的に成長し、社会に貢献する会社づくり
1. 付加価値の増大を通じて企業の永続的成長を図り、もって顧客、 関連企業の繁栄と、社員の豊かな生活づくりをめざす。 2. 社会のニーズに合致した技術を通じて、豊かな環境の創造と
産業社会の発展を図り、 もって社会への貢献をめざす。
2. 魅力ある会社づくり
1. 仕事を通じて、個人の創造性、活動性を実現できる、働き甲斐ある 会社づくりをめざす。
2. 相互信頼、協調、合理性の精神のもとに、全社員が一体となって 企業目標を達成する組織風土の会社づくりをめざす。
3. 〈エネルギー・空気・水〉の探求を通じて、技術、市場、人材開発等、 企業経営のあらゆる面においてユニークな会社づくりをめざす。
経営ビジョン 創業理念「顧客第一」
理念体系
大気社は、創業理念「顧客第一」のもと、日々の業務を通じて、全てのステークホルダーに貢献してきました。 創業理念の実践をCSRととらえ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを展開しています。
ステークホルダーの期待に応えながら、社会課題解決に貢献するため、当社では2017年、国際的ガイドラインなどを 参照し、ステークホルダーおよび当社にとっての重要度を踏まえ、当社のマテリアリティを特定しました。
これらの特定したマテリアリティに基づき、着実にCSR活動を推進していきます。
株主さま
社員と その家族
お取引先 さま 地域社会
官公庁 地球環境
お客さま
ステークホルダー
マテリアリティ特定プロセス
ステークホルダーとの関わり
● 社員とその家族の豊かな生活づくり
● 人材の活用と育成
● 公平な評価と処遇
● 人権・人格・個性の尊重
● 多様な人材が活躍できる職場づくり
● 労働安全衛生への配慮
● 組織風土改善委員会を通じた対話
● 相談窓口
● 従業員満足度調査
社員とその家族
● 文化や慣習の尊重と発展への貢献
● 事故・災害の防止
● 社会課題の解決に向けた協力・連携
● 雇用の確保や納税
● 地域・社会貢献活動への参加
● 社員の社会貢献活動、地域貢献活動への参加
● 地域コミュニティへの参加
地域社会
● 低炭素化に向けた貢献
● 環境に配慮した新技術、製品の研究開発
● 省エネ、リサイクルの推進
● 廃棄物量削減、有害化学物質の排出量削減
● 環境マネジメントシステムに基づく環境保全活動
● 各種法規制対応
● ステークホルダー・ダイアログ
地球環境
● 企業価値の維持・向上
● 安定的利益の確保と適正な還元
● 企業情報の適時・適切な開示
● 株主総会、決算説明会
● 投資家訪問
● IRサイト
株主さま
● 大気社の責任 ● 主な対話方法
● 法規制・行政指導などの順守
● 税金の納付
● 公的諸課題解決に向けての諸政策への協力
● 業界団体への参画
● 各種届出・報告
官公庁
● 公平・公正な取引
● 顧客満足・グリーン調達の実現に向けた 情報共有や協働
● 取引先調査
● 周知会の開催
● グリーン調達優良企業表彰
お取引先さま
● 価値ある製品・サービスの提供
● 品質・コスト・納期などあらゆる面での顧客満足 の向上
● 製品・サービスに関する正確・適切な情報提供
● 営業活動を通じた対話
● ウェブサイト、ニュースレター
● 展示会などを通じた情報提供
お客さま
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施
策
と
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状
況
社
会
性
GRIガイドライン第4版、ISO26000などの国際的ガイドライン、CSR評価機関の開示要請項目、お客さまからのCSR 調査内容、社員アンケート結果などをもとに、当社のCSR活動と開示に関する分析を行った結果、マテリアリティの特 定および開示に優先的に取り組むべきと認識し、一連の取り組みを実施しました。
重点課題特定にあたって、複数のガイドラインや他社のマテリアリティ情報を参考にしながら、54項目のCSR課題に 整理したうえで、当社グループの事業との関連性を踏まえ、検討すべき20項目のCSR課題を抽出しました。
STEP 1
CSR課題の 特定
抽出された課題に対して、2つの軸で各課題の優先順位付けを行いました。
① ステークホルダーにとっての重要度
CSRガイドラインや、ステークホルダーとのコミュニケーションから得られた情報、他社からの調達アンケート状 況などをもとに課題の重要度を定めました。
② 当社にとっての重要度
経営層(取締役会メンバー、CSR担当役員)へのアンケートを実施。抽出された課題に対し、当社にとっての重要度に ついて5段階評価による分析を行いました。分析にあたり、中期経営計画、社内規程などとの関連性を確認しました。 さらに、短期的視点に留まらず、長期的視点で自社事業への影響度を判断したうえで、重要度を判定しました。
STEP 2
優先順位付け
経営方針・計画との整合性なども考慮し、優先順位付けした結果をまとめ、 経営層にて妥当性を検討しました。
STEP 3
妥当性の確認
妥当性の確認を踏まえ、社内で最終検討を行い、10項目のCSR重要課題をマテリアリティとして特定しました。
STEP 4
大気社のマテリアリティ
特定したマテリアリティ
優先順位付けした課題(重要度の高い課題)のうち、ステークホルダーおよび当社にとって重要度が非常に高い課題 (赤枠で囲んだ部分)を当社のマテリアリティとして特定しました。
マテリアリティの概要
ス
テ
ー
ク
ホ
ル
ダ
ー
に
と
っ
て
の
重
要
度
当社にとっての重要度 非常に高い
高い
非
常
に
高
い
高
い
特定した
マテリアリティ 概要 関連するCSR活動
企業統治 持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、さまざまなステークホル ダーと良好な関係を構築するとともに、適正な意思決定と事業遂行の実現、経営 の健全性の確保、アカウンタビリティ(説明責任)向上に努めます。
P.17-18 P.19 P.20 P.23-24
: コーポレート・ガバナンス : リスクマネジメント : 内部統制 : 環境マネジメント
人材育成 企業が目指す戦略を実現するために必要な人材像を明らかにし、期待される活 動を最大化すべく、知識、スキルをさまざまな形で付与し、社員のパフォーマン スを向上させます。各種教育・研修機会の提供および適正評価の仕組みづくりを 行い、人が育つ職場づくりを推進します。
P.42 : 人材育成の基本的な考え方、 人材開発ビジョン(労働慣行) P.43 : グローバル人事制度、
公平・公正な評価(労働慣行)
コンプライアンスの 推進
企業倫理・コンプライアンスの体制を整備し適切に運用するとともに、社員の法
令順守に対する意識向上を推進します。 P.21-22P.34 : コンプライアンス: 化学物質管理
従業員の雇用と定着 最良の人材を確保し、採用した従業員が早期離職することなく職場に定着し、そ
の能力を発揮できる組織づくりに取り組みます。 P.42P.44 : 人材開発ビジョン: ワークライフバランスの充実(労働慣行)
労働安全衛生 「安全第一主義」の理念のもと、体系的・組織的に安全衛生管理を行います。安全
と健康に配慮した職場環境を提供するため、社員の健康への配慮、労働災害の撲 滅、長時間労働の是正、メンタルヘルスの向上などに取り組みます。
P.37-38: 労働安全衛生への取り組み
客先要求に対する 技術力・商品力
業績・競争力向上に資する技術力・商品力を追求するとともに、社会的課題や顧
客の潜在ニーズに配慮した技術開発、先進的な取り組みにも注力します。 P.7-10P.25-28 P.29-32
: 事業内容紹介 : 低炭素化への取り組み : 環境負荷低減技術
働きやすい 職場環境の整備
社員一人一人が物心両面で満足できる、働きがいのある魅力ある会社づくりを 推進します。あらゆる社員が能力を十分に発揮できるよう、福利厚生制度の充 実、仕事と育児・介護などを両立できる働きやすい環境づくり、多様な働き方が できる労働環境の整備、社員の処遇や職場環境の改善、長時間労働の抑制などに 取り組みます。
P.41
P.44 P.45
: 人権に対する基本的な考え方、 組織風土改善委員会、 ハラスメント対策(労働慣行) : ワークライフバランスの充実(労働慣行) : 働き方改革実現に向けて(労働慣行)
品質管理 高い顧客満足を得られる品質水準を確保します。継続的な品質改善と標準化に より、顧客に信頼感・安心感・満足感を与える品質を提供します。現場の品質ト ラブルの未然防止にも取り組みます。
P.39-40: 品質向上への取り組み
情報セキュリティ IT環境のセキュリティ強化や教育コンテンツを整備し、周知徹底することで、情
報漏えいの防止に対するセキュリティレベルの向上を図ります。社員の個人情報 のほか、事業活動を通して入手・保持する発注者や取引業者などの個人情報の保 護を徹底します。
P.20 : 情報セキュリティ(内部統制) P.46 : 機密情報の管理(取引先との関わり)
資源・エネルギーの 効率的利用
循環型社会の構築に貢献すべく、資源を有効利用し、日常生活や事業活動におけ る省エネルギーを進め、電力および都市ガスの消費量削減、製品回収・リサイク ル、容器・包装削減などに取り組みます。
P.33 P.35 P.36
:循環型社会 :グリーン調達 :マテリアルフロー
企業統治
人材育成
コンプライアンスの推進 従業員の雇用と定着
ダイバーシティ 労働安全衛生
客先要求に対する技術力・商品力 品質管理
情報セキュリティ 資源・エネルギーの
効率的利用 気候変動への対応
地域社会貢献活動 人権尊重 腐敗防止 サプライチェーン マネジメント
株式会社日本政策投資銀行 執行役員
産業調査本部 副本部長
竹ケ原 啓介
氏大気社のマテリアリティ特定について
今後の方向性
当社では特定したマテリアリティに基づきCSR活動を推進するとともに、 経年で活動評価・分析を行い活動を強化していきます。
ステークホルダーの要請や、事業環境の変化、活動の進捗状況に応じて マテリアリティの見直しも図っていきます。
Do
Check
大気社の CSR活動
Action Plan
今回、マテリアリティ分析を拝見するにあたり、ご担当 の皆さまから問題意識や実際の進め方について詳しくご説 明をいただきましたが、2つの点が印象的でした。
まず、課題を洗い出す際の視野の広さです。非財務情報 の開示に関する国際的なガイドラインや外部機関の評価項 目はもとより、顧客によるサプライチェーン調査まで自社 が取り組むべき課題の洗い出しに活用しているのは、「顧 客第一」を創業理念に掲げる貴社らしく、同時に、要求水 準の高い顧客を擁するポジションを上手く生かしたアプ ローチだと感じました。
次に、徹底した社内の巻き込みです。社内アンケート を通して、全社員に自社グループにとって重要なCSR課 題を考える機会を提供したほか、自社軸に沿った優先順 位付けの段階では、経営層による事業戦略などと関連さ せた重要性評価が行われています。マテリアリティ分析 の視点を社内に浸透させるうえで大変有意義な取り組み だと思います。
報告書では、こうした特定プロセスを経て抽出された中 から、10項目が優先度の非常に高い課題として紹介され ています。特定されたのは、いずれも疑う余地のない重要 な経営課題であり、今回のマテリアリティ分析作業の有効 性を示しています。
他方、やや気がかりな点があるとすれば、特定されたの が文字通り「課題」であり、貴社の成長シナリオやブラン ド価値との関係性が見えにくい点であるといえます。現在 実践されている事例の多くは、①ISO26000や国連の「持 続可能な開発目標(SDGs)」など公知の社会課題の中から
自社と関係性が深いものを選択する、いわば「課題選択 型」と、②こうした課題の中から自社の成長機会につなが るテーマを見極めようとする、「価値創造シナリオ型」と でもいうべきもの、とに大別できるように思います。マテ リアリティ分析に正解はありませんが、貴社のようにトッ プマネジメントが直接関与され、経営戦略と一体で議論す る仕組みを構築されている場合には、後者のアプローチの ほうが、ステークホルダーへのメッセージ性を高める点で より有効でしょう。
今後は、貴社の最大の強みである、低炭素化をはじめと した顧客の環境課題解決と自社の成長とを同期させること ができる立ち位置や、海外事業のウエートが高くグローバ ル人材を多く抱えるなど、貴社のビジネスモデルを生かせ る切り口からマテリアリティを整理し、これらをKPI(管 理指標)で裏付けることでアウトカムを見せていく展開に も期待したいと思います。その際にも、今回確立された特 定プロセスは強力な武器になるでしょう。
環
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テーマ 個別領域 課題・目標 主な取り組み 2016年度の実施成果
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2017年度以降の取り組み
ISO26000
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展
CSR活動全般 情報開示の充実と社内浸透 ■ 国際ガイドラインを踏まえた活動と情報開示 ■ 日本語に加え英語版でも報告書を発行
■ マテリアリティ特定に向けた検討 ●
■ マテリアリティ開示
■ GRI対照表の作成・開示 ● ● ● ● ● ● ● P.11~P.14
ガ
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企業統治 コーポレート・ガバナンス体制の充実 ■ 内部統制システムの継続的な運用、海外関係会社の内部統制の強化
■ コーポレート・ガバナンスのいっそうの充実・強化
■ 内部統制システムの運用状況の確認
■ 各会議体の役割・運営方法の再検討 ● ■ 継続実施 ● ● ● ● ●
P.17~ P.22
内部統制
コンプライアンスの推進 ■ 研修、モニタリング、情報発信、内部通報制度
■ 海外関係会社における研修、モニタリング活動
■ 研修、モニタリングと情報発信などによる
改善推進
■ 海外関係会社のリスク把握と改善支援 ■ 海外関係会社のモニタリングを通じたPDCA
● ■ 国内/海外のPDCA活動の継続実施・強化
■ ハラスメント教育の強化(働き方改革) ● ● ● ● ●
リスクマネジメントの推進
■ リスクマネジメント体制の高度化・充実化 ■ 全社横断的にリスク認識・評価を実施、
全社的な対応方針を策定 ●
■ 重点対応リスクについてのリスク低減活動
の実行 ● ● ● ● ● ● ●
■ 電子情報セキュリティ確保の取り組み強化 ■ 関係会社での情報セキュリティ規程の改定 ● ■ 規程の適切な運用
■ 継続実施 ● ● ●
■ 内部監査の充実 ■ 延べ62拠点の往査を実施 ● ■ 継続実施 ● ● ● ● ●
環
境
環境経営の充実 環境経営ビジョンの実現 ■ 環境経営マスタープランの実践
■ マスタープランによるPDCA
■ サプライチェーン全体の温室効果ガス排出の
見える化継続実施 ●
■ 継続実施 ● ●
P.23~ P.32・ P.36
環境ビジネスの推進
省エネルギー性能の高い設備システムの提供
■ [空調システム分野]自社設計プロジェクトでのCO₂排出削減
(省エネ)提案の推進
■ CO₂削減(省エネ)提案85件 ▲ ■ CO₂削減(省エネ)提案120件以上 ● ● ■ CO₂削減率(量)29.2% ● ■ CO₂削減率(量)20%以上 ● ● ■ [塗装システム分野]塗装設備からのCO₂排出削減の推進 ■ 自動車生産台数1台あたりのCO₂排出量
79.5kg-CO₂ ●
■ 2020年に自動車生産台数1台あたりのCO₂
排出量70kg-CO₂達成に向けた方策の策定 ● ●
有害物質除去・排出削減
■ VOC処理装置による年間VOC排出削減量の把握 ■ VOC排出削減量0.55万t/年 ● ■ VOC排出削減量0.5万t/年 ● ● ■ 回転式RTOの性能改善(空焼きシステムによる経年劣化低減) ■ 改良型RTO(空焼き対応タイプ)の完成、
実機納入 ●
■ 改良型RTOの型式拡充(縦型への適用)
およびLCC調達による普及促進 ● ●
新たな環境対応技術の市場展開 ■ 環境エンジニアリング技術を生かした新規事業の推進
■ 植物工場、リチウムイオン電池関連設備の
海外展開も見据えた事業戦略 ● ■ 継続実施 ● ● ■ 塗装効率100%を目指した塗装システムの開発 ■ 基礎テストによる能力/課題確認 ● ■ 中規模テストによる能力確認/課題対応 ● ●
環境保全活動の推進
設計・施工段階での環境負荷低減
■ 環境配慮の装置設計
■ 塗装設備の前処理、電着装置などのタンク
破壊による液流出防止
■ 該当プロジェクトでの耐震設計実施率100%
● ■ 継続実施 ● ●
P.27~ P.34
■ 建設副産物の削減と産業廃棄物の適正処理
■ 建設廃棄物の削減と再生、リサイクル
リサイクル率90%
■ マニフェスト交付枚数順守率100% ■ 電子マニフェスト導入率98%
●
■ 建設廃棄物の削減と再生、リサイクル
リサイクル率90%以上
■ マニフェスト交付枚数順守率100% ■ 電子マニフェスト導入率95%以上
●
■ 冷媒フロンの適正管理
■「冷媒フロンの充塡回収管理票」による
管理の徹底
■ 充塡回収管理票の保存率100%
●
■「冷媒フロンの充塡回収管理票」による
管理の徹底
■ 充塡回収管理票の保存率100% ●
オフィスでの省エネ活動
■ 紙使用量の削減(ペーパーレス会議などの推進) ■ コピー用紙購入量(A4換算)
8,921枚/人・年 ●
■ コピー用紙購入量(A4換算)
9,200枚/人・年以下 ●
P.25・ P.36
■ 事務所の使用エネルギーの削減 ■ 電力使用量146kWh/m²・年 ● ■ 電力使用量156kWh/m²・年以下 ● ■ 移動に伴う環境負荷低減 ■ 新規導入車のエコカー率100%
■ 車両へのETC導入率100% ●
■ 新規導入車のエコカー率100%
■ 車両へのETC導入率100% ●
グリーン調達の推進 ■ グリーン調達対象機材購入の推進 ■ グリーン購入金額4,222百万円 ● ■ グリーン購入金額4,400百万円 ● ● P.35
■ ネット購買によるペーパーレス化の推進 ■ ネット購買によるペーパーレス化率85.9% ▲ ■ ネット購買によるペーパーレス化率87%以上 ● ●
社
会
性
労働安全衛生 働く人の安全・健康 ■ 組織的な安全管理活動の実施
■ 安全衛生管理水準の向上
■ 安全成績 度数率 0.422 強度率 0.016 ■ 死亡・重大災害 無し ●
■ 組織的な安全管理活動の継続的な実施 ■ 教育体系に基づいた社員、協力会社への
安全衛生教育の継続的な実施 ● ●
P.37~ P.38
品質向上 品質・顧客満足の向上
■ ムダ・ムラ・ムリの無い品質確保と継続的な改善実施 ■ QCフォロー表の活用により、顧客の信頼と社会からの高い
評価を獲得
■ 設計審査会、施工検討会による技術課題抽出
と横串部門による確認の実施
■ 施工プロセスごとの品質検査による
品質不具合の低減
● ■ 継続実施 ● P.39~
P.40
人権配慮 人権尊重、差別の禁止 ■ ハラスメントへの対応強化
■ 社員相談窓口の活用推進
■ ハラスメントの相談対応
■ 新入社員・新任課長職への教育実施 ● ■ 継続実施 ● ●
P.41~ P.45
人材開発・育成 社員の能力開発の支援・促進
■ キャリアアップの仕組みの充実
■ 研修体系の整備・拡充 ■ 各対象階層向けの研修実施 ● ■ PDCAを意識したプログラム内容の継続的改善 ●
グローバル人材の育成 ■ グローバル人事制度の運用 ■ グローバル人事制度の導入 ● ■ 各海外拠点へのグローバル人事制度の定着 ●
ワークライフバランス 働きやすい職場環境の整備 ■ 働き方改革の実現
■ 女性社員活躍の推進
■ 長時間労働対策
■ 女性活躍推進法に基づく行動計画実施 ● ■ 継続実施 ● ●
サプライチェーン
マネジメント サプライチェーンにおけるCSRの共有と促進 ■ 公平・公正を基本とした調達活動の推進 ■ 反社会的勢力の排除
■ 適正な取引状況の確認 ● ■ 継続実施 ● ● ● ● P.46
地域・社会貢献活動 企業市民としての活動 ■ 地域・社会の持続的な発展に役立つ活動の推進
■ 新宿CSRネットワークへの参加
■ 地域清掃活動、公益信託経団連自然保護基金
への寄付など ●
■ 継続実施 ● ● P.47~
P.48
株主・投資家との対話 株主・投資家との対話の促進 ■ 適時適切な情報開示、積極的なIR活動 ■ 株主通信の発行
■ 決算説明会や投資家との個別ミーティングの実施 ● ■ 継続実施 ● ● P.49
テーマ 個別領域 課題・目標 主な取り組み 2016年度の実施成果
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2017年度以降の取り組み
ISO26000
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CSR活動全般 情報開示の充実と社内浸透 ■ 国際ガイドラインを踏まえた活動と情報開示 ■ 日本語に加え英語版でも報告書を発行
■ マテリアリティ特定に向けた検討 ●
■ マテリアリティ開示
■ GRI対照表の作成・開示 ● ● ● ● ● ● ● P.11~P.14
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企業統治 コーポレート・ガバナンス体制の充実 ■ 内部統制システムの継続的な運用、海外関係会社の内部統制の強化
■ コーポレート・ガバナンスのいっそうの充実・強化
■ 内部統制システムの運用状況の確認
■ 各会議体の役割・運営方法の再検討 ● ■ 継続実施 ● ● ● ● ●
P.17~ P.22
内部統制
コンプライアンスの推進 ■ 研修、モニタリング、情報発信、内部通報制度
■ 海外関係会社における研修、モニタリング活動
■ 研修、モニタリングと情報発信などによる
改善推進
■ 海外関係会社のリスク把握と改善支援 ■ 海外関係会社のモニタリングを通じたPDCA
● ■ 国内/海外のPDCA活動の継続実施・強化
■ ハラスメント教育の強化(働き方改革) ● ● ● ● ●
リスクマネジメントの推進
■ リスクマネジメント体制の高度化・充実化 ■ 全社横断的にリスク認識・評価を実施、
全社的な対応方針を策定 ●
■ 重点対応リスクについてのリスク低減活動
の実行 ● ● ● ● ● ● ●
■ 電子情報セキュリティ確保の取り組み強化 ■ 関係会社での情報セキュリティ規程の改定 ● ■ 規程の適切な運用
■ 継続実施 ● ● ●
■ 内部監査の充実 ■ 延べ62拠点の往査を実施 ● ■ 継続実施 ● ● ● ● ●
環
境
環境経営の充実 環境経営ビジョンの実現 ■ 環境経営マスタープランの実践
■ マスタープランによるPDCA
■ サプライチェーン全体の温室効果ガス排出の
見える化継続実施 ●
■ 継続実施 ● ●
P.23~ P.32・ P.36
環境ビジネスの推進
省エネルギー性能の高い設備システムの提供
■ [空調システム分野]自社設計プロジェクトでのCO₂排出削減
(省エネ)提案の推進
■ CO₂削減(省エネ)提案85件 ▲ ■ CO₂削減(省エネ)提案120件以上 ● ● ■ CO₂削減率(量)29.2% ● ■ CO₂削減率(量)20%以上 ● ● ■ [塗装システム分野]塗装設備からのCO₂排出削減の推進 ■ 自動車生産台数1台あたりのCO₂排出量
79.5kg-CO₂ ●
■ 2020年に自動車生産台数1台あたりのCO₂
排出量70kg-CO₂達成に向けた方策の策定 ● ●
有害物質除去・排出削減
■ VOC処理装置による年間VOC排出削減量の把握 ■ VOC排出削減量0.55万t/年 ● ■ VOC排出削減量0.5万t/年 ● ● ■ 回転式RTOの性能改善(空焼きシステムによる経年劣化低減) ■ 改良型RTO(空焼き対応タイプ)の完成、
実機納入 ●
■ 改良型RTOの型式拡充(縦型への適用)
およびLCC調達による普及促進 ● ●
新たな環境対応技術の市場展開 ■ 環境エンジニアリング技術を生かした新規事業の推進
■ 植物工場、リチウムイオン電池関連設備の
海外展開も見据えた事業戦略 ● ■ 継続実施 ● ● ■ 塗装効率100%を目指した塗装システムの開発 ■ 基礎テストによる能力/課題確認 ● ■ 中規模テストによる能力確認/課題対応 ● ●
環境保全活動の推進
設計・施工段階での環境負荷低減
■ 環境配慮の装置設計
■ 塗装設備の前処理、電着装置などのタンク
破壊による液流出防止
■ 該当プロジェクトでの耐震設計実施率100%
● ■ 継続実施 ● ●
P.27~ P.34
■ 建設副産物の削減と産業廃棄物の適正処理
■ 建設廃棄物の削減と再生、リサイクル
リサイクル率90%
■ マニフェスト交付枚数順守率100% ■ 電子マニフェスト導入率98%
●
■ 建設廃棄物の削減と再生、リサイクル
リサイクル率90%以上
■ マニフェスト交付枚数順守率100% ■ 電子マニフェスト導入率95%以上
●
■ 冷媒フロンの適正管理
■「冷媒フロンの充塡回収管理票」による
管理の徹底
■ 充塡回収管理票の保存率100%
●
■「冷媒フロンの充塡回収管理票」による
管理の徹底
■ 充塡回収管理票の保存率100% ●
オフィスでの省エネ活動
■ 紙使用量の削減(ペーパーレス会議などの推進) ■ コピー用紙購入量(A4換算)
8,921枚/人・年 ●
■ コピー用紙購入量(A4換算)
9,200枚/人・年以下 ●
P.25・ P.36
■ 事務所の使用エネルギーの削減 ■ 電力使用量146kWh/m²・年 ● ■ 電力使用量156kWh/m²・年以下 ● ■ 移動に伴う環境負荷低減 ■ 新規導入車のエコカー率100%
■ 車両へのETC導入率100% ●
■ 新規導入車のエコカー率100%
■ 車両へのETC導入率100% ●
グリーン調達の推進 ■ グリーン調達対象機材購入の推進 ■ グリーン購入金額4,222百万円 ● ■ グリーン購入金額4,400百万円 ● ● P.35
■ ネット購買によるペーパーレス化の推進 ■ ネット購買によるペーパーレス化率85.9% ▲ ■ ネット購買によるペーパーレス化率87%以上 ● ●
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労働安全衛生 働く人の安全・健康 ■ 組織的な安全管理活動の実施
■ 安全衛生管理水準の向上
■ 安全成績 度数率 0.422 強度率 0.016 ■ 死亡・重大災害 無し ●
■ 組織的な安全管理活動の継続的な実施 ■ 教育体系に基づいた社員、協力会社への
安全衛生教育の継続的な実施 ● ●
P.37~ P.38
品質向上 品質・顧客満足の向上
■ ムダ・ムラ・ムリの無い品質確保と継続的な改善実施 ■ QCフォロー表の活用により、顧客の信頼と社会からの高い
評価を獲得
■ 設計審査会、施工検討会による技術課題抽出
と横串部門による確認の実施
■ 施工プロセスごとの品質検査による
品質不具合の低減
● ■ 継続実施 ● P.39~
P.40
人権配慮 人権尊重、差別の禁止 ■ ハラスメントへの対応強化
■ 社員相談窓口の活用推進
■ ハラスメントの相談対応
■ 新入社員・新任課長職への教育実施 ● ■ 継続実施 ● ●
P.41~ P.45
人材開発・育成 社員の能力開発の支援・促進
■ キャリアアップの仕組みの充実
■ 研修体系の整備・拡充 ■ 各対象階層向けの研修実施 ● ■ PDCAを意識したプログラム内容の継続的改善 ●
グローバル人材の育成 ■ グローバル人事制度の運用 ■ グローバル人事制度の導入 ● ■ 各海外拠点へのグローバル人事制度の定着 ●
ワークライフバランス 働きやすい職場環境の整備 ■ 働き方改革の実現
■ 女性社員活躍の推進
■ 長時間労働対策
■ 女性活躍推進法に基づく行動計画実施 ● ■ 継続実施 ● ●
サプライチェーン
マネジメント サプライチェーンにおけるCSRの共有と促進 ■ 公平・公正を基本とした調達活動の推進 ■ 反社会的勢力の排除
■ 適正な取引状況の確認 ● ■ 継続実施 ● ● ● ● P.46
地域・社会貢献活動 企業市民としての活動 ■ 地域・社会の持続的な発展に役立つ活動の推進
■ 新宿CSRネットワークへの参加
■ 地域清掃活動、公益信託経団連自然保護基金
への寄付など ●
■ 継続実施 ● ● P.47~
P.48
株主・投資家との対話 株主・投資家との対話の促進 ■ 適時適切な情報開示、積極的なIR活動 ■ 株主通信の発行
■ 決算説明会や投資家との個別ミーティングの実施 ● ■ 継続実施 ● ● P.49
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監査役会
監査役4名 (社外2名)
会計監査人
選任・解任
選任・解任 選任・解任
指示・監督 選定・解職・監督
付議・報告 付議・報告
株主総会
取締役会
取締役10名 (社外2名)
代表取締役
報告 指示
報告 報告
連携
国内・海外関係会社
指示 報告
支援・指導 報告 指導・助言
助言 監査
監査
経営会議
取締役5名 常務執行役員1名
内部監査 顧問弁護士
内部監査室
事業部・本部 コンプライアンス部
報告 指示・監督 指示 報告
全社コンプライアンス委員会 方針検討会 リスクマネジメント委員会
危機管理委員会 ● コーポレート・ガバナンス体制図(2017年6月29日現在)
当社は、創業理念「顧客第一」のもと、企業理念と経営 ビジョンの実現のために、コンプライアンスを徹底し、公 正で透明性の高い経営を行うことで、全てのステークホル ダーから信頼され、健全に成長発展する企業グループを目 指すことを、コーポレート・ガバナンスの基本方針として
基本的な考え方
全てのステークホルダーから信頼される体制・仕組みを構築しています。
コーポレート・ガバナンス
います。当社は、この基本方針に従い、監査役会設置会社 の体制を基礎として、コーポレート・ガバナンスのいっそ うの充実・強化に向け、非業務執行取締役の活用による取 締役会の監督機能の強化、執行役員制の導入による取締役 会の意思決定の迅速化などを実施し、当社グループのガバ ナンス強化、経営改革に継続して取り組んでいます。
ガバナンス
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と
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状
況
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当社は、最大の経営リスクが法令違反であるととらえ、 法令順守の周知・徹底と実行を図るため、会社法に基づい て内部統制システムの基本方針を定めています。適法で効 率的な企業体制の構築のため、①コンプライアンス体制、 ②情報管理体制、③リスクマネジメント体制、④経営判断 の効率性・透明性を確保するための体制、⑤グループ管理 体制、⑥監査役監査に関する体制(監査役のサポート体制、 監査役への報告に関する体制、監査の実効性の確保のため の体制など)を整備・運用し、継続的に見直しを行いなが ら改善を図っています。
取締役会の実効性評価
2015年度の実効性分析評価にて課題として認識した事項 については、順次改善を進めています。各会議体の役割を 見直し、リスクマネジメント委員会等の運営方法を変更した ほか、基幹システムなどの経営インフラ基盤に関する基本方 針について、議論を充実させました。また、各ステークホル ダーとの建設的な対話をより積極的に推進するための環境整 備を行いました。
● 抽出された課題への取り組み
今後も、取締役会の監督機能のいっそうの強化を図るた め、各会議体の役割を踏まえた運営方法の再検討を継続す るとともに、取締役会への報告事項について、より監督すべ き論点が明確になるような工夫を検討する必要があると考え ています。また、「働き方改革」と人材育成、グループ全体 のリスク管理体制の強化、中長期的な成長を支える基幹シス テム・人事制度・会計インフラ等の構築と運用などについて 議論する時間を充実させていきます。当社は、よりいっそう のコーポレート・ガバナンスの充実と強化を図るために、今 回認識した課題に優先度を踏まえ対応し、継続的に取締役 会の実効性向上のための施策を検討していきます。
● 評価方法
当社は、少なくとも年に一度、自社の取締役会の実効 性を高め、外部のステークホルダーへの情報提供を充実さ せるために、取締役会の実効性分析・評価を実施し、そ の結果の概要を開示しています。2016年度の取締役会 の実効性分析・評価は、取締役会議長を中心として、取 締役会全体を対象に、「取締役会の果たすべき役割」と「取 締役会がその役割を果たすために考慮すべき項目」につい て、全取締役・監査役が質問票に回答し、その分析結果 をもとに取締役会で審議しました。
● 評価結果
その結果、取締役会の実効性は確保されていると評価し ました。当社の取締役会は、創業理念「顧客第一」を実 践し、持続的な成長および中長期的な企業価値の向上に 資するため、経営に係る重要事項の意思決定を行うととも に、経営全般に対する監督機能を効果的に発揮する役割 を担っています。これらの役割を果たすべく、取締役会で の議案の審議については、十分な資料提供と討議時間を 確保して実施しているほか、重要な業務執行の状況につい ても定期的に報告を受けています。
取締役会は、社外取締役2名を含む10名で構成され、 経営上の重要事項の意思決定を行うほか、各取締役および 各執行役員の業務執行の状況を監視・監督しています。業 務執行を行わない取締役会長を議長として、原則として毎 月1回開催し、必要に応じて臨時に開催しています。
企業経営と業務執行機能の責任と権限の明確化を図ると ともに、取締役数の削減による取締役会の活性化と意思決 定の迅速化を図るため、執行役員制を導入しています。執 行役員は取締役会により選任され(任期1年)、取締役会で 決定された経営方針に基づいて業務を執行しています。執 行役員の総数は22名で、このうち7名が取締役を兼務し ています。
また、当社グループ経営の実効性を高め、効率化を図る 目的で、社長を議長とする経営会議を設置しています。同 会議は取締役5名および常務執行役員1名で構成され、原 則として毎月1回開催するほか、必要に応じて臨時に開催 し、取締役会から委任された当社グループの具体的な業務 執行に係る事項について、十分な審議と迅速な意思決定を 行っています。同会議には監査役が適宜出席し、客観的・ 中立的な立場で発言を行っています。
監査役は、社外監査役2名を含む4名であり、当社およ び当社グループの重要な意思決定のプロセスや業務執行を
コーポレート・ガバナンス体制
コーポレート・ガバナンスを支える各機能
監査しています。監査役は、取締役会や経営会議などの重 要な会議に出席するほか、内部監査室や各関係部署から情 報収集を実施し、業務改善などの助言・勧告を行います。 経営上重要な国内外の拠点や関係会社については、内部監 査室とともに現地監査を実施しています。また、内部監査 室・会計監査人から監査計画や監査の実施状況、監査結果 について定期的に報告を受け、必要に応じて調査・説明を 求めています。
コーポレート・ガバナンス報告書